新型コロナウイルスの影響で、通っているクリニックや病院での電話再診が可能となり受診しました。私の体験談と、再診料・再診の手順、支払い方法や処方箋・薬の受け取り方まで詳しくまとめました。
この記事の目次
今、受診しているクリニックや病院が電話再診可能かどうか確認する
まず確認しておきたいのが、今受診しているクリニックや病院が電話再診可能なのかどうか、ということです。
私の場合は前回クリニックへ行った時に待合室に張り紙がしてあったので気付きました。
電話再診料はいくら?支払い方法はどうする?
電話再診すると、後で書類が自宅に送られてくるので、「送料の切手代金の負担をお願いします。」とのことでした。
つまり、いつもの診察料金+郵送送料、ということになります。
支払いは、次回、クリニックや病院を訪れた時に支払いすれば良いそうです。電話再診を1度受けたなら1度分を次回の診察料金と一緒に支払います。
電話再診はいつまで(何回)受診できる?
現在、厚生労働省が許可しているということで電話再診が可能となっています。
私が通っているクリニックの先生によると、これから先のことについては「厚生労働省が許可している期間内なら、2回以上の電話再診は可能」とのことです。
いつ終了になるのかもまだわからないそうです。厚生労働省が許可している間は、電話再診が可能とのことでした。
電話再診から処方箋・薬を受け取るまでの流れ
①診察時間内にクリニックに電話する
クリニックの受付に電話する時に必要な情報は以下の通りです。
・名前・電話番号
・患者番号(それぞれのクリニック・病院のカードに書いてある番号)
・保険証の番号
・薬を受け取りたい薬局名・住所・電話番号・FAX番号(処方箋をFAX送信するため)
・(その他、受付で提出書類がある場合はその書類の番号)
②先生からの電話を待つ
「先生が(他の患者の)診察中なら後で折り返しかけなおします」とのことで、今回は折り返しで電話がかかってきました。
受付が混みあっているとのことだったので、今回は1時間10分待ちとなりました。
②先生の診察を電話で受ける(電話再診)
電話で、現在の状況や体調について話しました。特に体調に変化がない場合は電話再診しやすいと感じました。
③クリニック・病院から薬局にFAXで処方箋を送信してもらう
この段階は、患者側は何もする必要ありません。今回の診察は午前中でしたので、クリニックの受付によると、午前中の間に(希望した)処方箋薬局に処方箋をFAXで送信してくれるとのことでした。
④念のため、処方箋薬局へ行く前に「処方箋が届いているかどうか」「薬の準備はできているかどうか」電話して聞いてみる
この部分はオプションですが、「処方箋薬局へ行ってみたら、クリニックから薬局に処方箋がFAXされていなくて薬が受け取れない」などの問題を防ぐために、薬局に電話してみることをおすすめします。
(薬剤師の方からも、あらかじめ電話確認した方が確実に薬を受け取れると教えていただきました。)
電話再診から少し時間をおいて、処方箋薬局に電話したところ「クリニックから処方箋は届いていて薬の準備もできている」とのことでしたので、処方箋薬局を訪ねました。
処方箋は4日間有効とのことなので、必ずしも電話再診の日に処方箋薬局へ行く必要はありません。
⑤処方箋薬局で薬を受け取る
薬を受け取る時に支払う代金は、薬の代金のみです。
(先ほどもご紹介したように、クリニック・病院での電話再診料金は、次回クリニック・病院を訪れた時に受付で支払います。)
電話再診で診察を受けた感想:思ったよりスムーズで混みあった場所へ行くリスクも避けられて良かった
実際に電話再診を受けてみて、想像していたよりスムーズに受付・診察・薬の受け取りができて、とても良かったです。
私の通っているクリニックで何割ぐらいの患者が電話再診を受けているか不明なのですが、クリニックから処方箋薬局へ処方箋をFAXで送信してくれて薬を準備してくれるなど、全てがスムーズでしたので、利用している方も多いのかもしれません。
新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかわからないのですが、クリニックや病院の待合室など人の多いところを避けて暮らす方が安全なので、通っているクリニックや病院が電話再診OKの場合は、電話で診察を受けてみるのも良いと思います。