コロナウイルスがまん延しているのにマスクが売り切れていて感染が不安な方も多いと思います。今回は、マスク・手洗い以外の対策として、外出の際に持ち歩いたものを除菌する、という対策方法について詳しくご紹介したいと思います。
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一日の終わりに手持ちの「ツルツルしたもの」(スマホ・モバイル端末・バッグなど)を除菌しよう
コロナウイルスに限らずですがウイルスは「ざらざらしたところ(衣類など)」よりも「ツルツルしたところ(ドアノブ・水道の蛇口・スマホ・モバイル端末など)」の表面で生き残る時間が長いそうです。
FNNプライムのニュース記事で中原秀臣先生(医学博士)が語った内容によると、「金属やつり革などのプラスチックなどのツルツルしたものに(ウイルスが)つくと、最大48時間ほども生存する」そうです。(衣類などについてウイルスの寿命は8~12時間だそうです。)
外出から帰って念入りに手を洗ったとしても、つり革やドアノブなどを触った手で何度も触れてウイルスがついているスマホ画面を触ると、またウイルスが手につくことになってしまいます。
というわけで、手洗いとうがい以外にも、「スマホ」「モバイル端末」「ゲーム機」なども消毒することが大切です。
除菌シートやアルコール消毒液がない場合はどうする?界面活性剤が入っているハンドソープや石鹸を探してみよう
除菌シートやアルコール消毒剤も、現在売り切れているところが多く、手に入りづらくなっています。
ウイルスは界面活性剤に弱いと言われていますので、界面活性剤が入っているハンドソープや石鹸を利用するのも良いかもしれません。その場合は、充分に薄めてティッシュなどにしみこませて、スマホなどの画面を拭くと良いと思います。
ハンドソープも、ドラッグストアなどでは売り切れているところもあるようですが、郊外のホームセンターに行くとホームセンターオリジナルのものが残っていたりしますので、休みの日に探してみるのもおすすめです。
手洗い・うがいには気を付けている場合が多いと思うのですが、スマホ画面やモバイル端末からウイルスに感染してしまう可能性がある、というのは意外な盲点だと思いますので、毎日消毒してコロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染予防をしていきましょう。
ツルツルした素材のバッグを使用している場合はバッグも毎日拭くと良さそうです。
ノートパソコンを持ち歩いている場合はどうする?カバーをかけて、カバーを除菌できるようにしよう
ノートパソコンやモバイルWi-Fiのルーターを持ち歩いている方も多いと思います。
そういった場合は、パソコンを直接除菌するのは壊れる可能性もあると思いますので、カバーをかけておくことがおすすめです。ノートパソコンの機種にもよりますが、専用のプラスチックカバーやシリコン素材のキーボードカバーが販売されています。
カバーをかけておけば、外出先から帰った時にカバー自体を拭くことができますのでおすすめです。